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本選出場校発表
★予選審査員総評
「まんが甲子園」予選審査員総評 (イラストをクリックすると大きく見られます)
牧野圭一 先生
牧野圭一 先生  課題に対応する方程式が出来上がりつつある。良い悪いは別として、これも19回目を迎えた本大会の自然な流れと捉えるべきかもしれない。具体的には「3D」という課題に対して「一休トンチばなし」のトラの屏風がたくさん取り上げられる。「○○の無料化」の方は、一番無くなっては困るもの=「給料」が様々な形で登場するという具合だ。
  これは参加する高校生たちが、過去の入賞作品作例から多くを学び、自分達の発想の中に組み込んでいるからであると想像することができる。勢い全体のレベルが上がり、本選出場枠の中に入るのがたいへんという状況となる。

  30校に選ばれた作品群はだから、粒揃いである。一齣漫画〜四齣漫画の世界は今、低迷しているが、その価値や存在理由を失ったわけではない。いやむしろまんが甲子園の学生作品を見る限り、今後、大きく伸展する様相をみせていると言っても過言ではない。来年20周年を迎える「まんが甲子園」がこうした流れの「先達」の役目をしてくれるものと信じている。
Moo.念平 先生
Moo.念平 先生 「もう一休と貞子は、エエっちゅねーん!」
・・・なんて事はもう言いません。複数ある同数のネタの中からはその中で最も良い作品を選ばせて頂きました。他校とネタがかぶってしまう可能性の高いものは、そのくくりでふるいにかけられる事をカクゴの上で、力のある作品を作り上げて下さい。
私は「漫画」とは面白くあるべきと思っています。「面白い」とは何か。それは心が動かされるという事。人の心を動かすには・・・・・まずは自分の心が動かなければ!それにはキャラクターでもアイデアでも魅力あるものを作らねば!!同じようなネタでもそれが欠けている作品は落ちてしまうのだ。勢いのあるもの、生活感のあるもの、バカバカしさ増量のもの、魅力にも様々あるけれど、総じて言えば、描き手がどれだけその作品を愛しているかという事に尽きるでしょう。自分の内(うち)から出た「分身」を、いかに可愛がり、助け、きたえ上げてゆくのか。作品作りとは愛の作業なのだ。それは、ギャグ、シリアス、アクション、ファンタジー、どんなジャンルでも変わりは無い。ちょっと古いが「愛は勝つ!」
今回もそんな作品が選ばれたように思います。
・・・でもやっぱ「もう一休と貞子はエエっちゅうねーーん!!
くさか里樹 先生
くさか里樹 先生多分、他の審査員のかたも書いてらっしゃることでしょう。
ネタ、被り過ぎ!
つまり、お題が難しかったということでしょう。 自分でも考えてみましたが、ほんと、難しかったです。
予選突破作品だけでなくあとひと息だった作品もそれぞれよい所があって、選考する側も難しかったです。
ネタが被ったところは、あと少しの発想の転換ができたかできないかで当落が分かれてしまいます。読み手は「もっと面白いものを」と貪欲に求めるものですから、悩みに悩んで、取材やリサーチもしたりとか、工夫してひとつのアイデアを大切に練り上げると道は開けるでしょう。一度開けるとどんどん開けるばかりです。それはとてもキモチのいい体験ですから、是非頑張って作品の完成度を上げる努力をして、そのキモチ良さを味わってください!
・・・・って毎年同じこと書いてますかね。
全体的には、少々大人しい感じはしましたが、完成度は平均して高かったと思います。
ひのもとめぐる 先生
ひのもとめぐる 先生作品を送ってくれたペン児の皆さん、ありがとうございます。そして、お疲れ様でした。 今回は難しいテーマだったので少し心配していました。私が現役の高校生だったら、中々描けなくて、応募自体を諦めてしまいそうなテーマで、送ってきてくれた高校すべてに拍手をおくりたいです。
2Dである紙の中に3Dをどう表現するか?
無料化をどう表現するか? うまくネタとして、オチやセリフでまとめている高校もありましたが、中々素直に描くには難題だったと思います。
絵・話ともにそうしてもひねる必要のあったテーマなだけに、ねばってねばって作品を作り込めた30校が本選大会に進んだように思います。
この30校はきっと本選大会でもねばって最高の作品をのこしてくれそうな予感がします。
岩神義宏 先生
岩神義宏 先生3Dと○○無料化は7対3で3Dの方が多かったです。やっぱり○○無料化は、テーマとして広すぎてむつかしかったんでしょうかネ!しかし今年も応募作品はすごい作品ばかりで審査は大変でした。審査員票の満票が無いほどむつかしい審査となりました。
3Dの方は作品が多かった分ネタかぶりも多く、おしい所で落ちてしまう作品がいくつもあり残念でなりません。「もー少し案をツメて行けば良かったのに」と思う作品がたくさんありました。1度ひらめいた案をもう少しおちついてネリアゲ、ニツメさらにホントにこれで良いの?ぐらいの気持で作品に活かして行ければキットすばらしいマンガが描けると思います。
今年おしくも本選出場できなかった皆さん来年をキタイしてます。
さかもと清敏 先生
さかもと清敏 先生今回から初めて審査員として参加させていただきます。全国から280点もの作品が一同に集まり審査するに当りすばらしいレベルの高さに驚きました。(テーマ)は3Dと・○○無料化でしたが、3Dが圧倒的に多く、アイディアーも似たものがいくつか有りましたが、私の審査の基準は(1)シンプルさ(簡単で余分な線は書かない)(2)内容が、子供から年輩者まですぐにわかる『わかりやすさ』(3)笑い(楽しい)ブラックユーモアもよし。(4)絵のうまさ等で評価させていただきました。7名の審査により入札制ではじまり、下位から削除して半数にまでくると各々の審査員の評価したところをプレゼンして激戦の結果30校+補欠5校が決定になりました。最終30校ちかくになると余したい作品もいくつかありましたが涙をのんで選びました。本選出場の学校はおめでとうございます。今まで以上に甲子園会場では力を発起して最後の1校まで残るよう頑張って下さい。わずかの差で落ちた作品制作校は、来年までに力を付けてリベンジで出場出来ることを願い講評と致します。
吉村領 まんが甲子園会長
吉村領 まんが甲子園会長今年は応募数が去年より少なかった分、全体のレベルが高いように感じた予選審査でした。つまりは激戦。本当に勝ち残った30校はギリギリの審査ラインでの予選突破であり、惜しくも予選突破ならなかった250校すべてがわずかな差での落選であった事をお伝えしておきます。画力、アイディア、構成力が拮抗する中、本選出場なった30校の作品は「プラスワン」の「何か」を持った作品ばかり。
本選大会でもきっと素晴らしい熱闘を見せてくれるに違いありません!もう今からその日が待遠しくてたまりません。真夏の高知でお待ちします!

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